SDGsの取り組みについて
SDGsとは
SDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択され「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための 17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。
児童養護施設の実態
身体的、性的、精神的な暴力、ネグレクト (育児放棄)、孤児や経済的な理由で、児童養護施設で生活している子ども達が全国で3万人もいます。
入所対象者について
1歳以上18歳未満の幼児(満1歳から、小学校就学の始期に達するまでの者)及び少年(小学校就学の始期から、満18歳に達するまでの者)が対象となります。場合によっては20歳まで延長もできます。乳児(1歳未満の者)は乳児院への入所となります。
子どもたちの入所背景について
主に、親からの虐待、育児放棄、経済的な理由、孤児、何かしらの理由により入所しております。
子どもたちの生活について
児童養護施設は、4つの形態で大きく分けており、大舎制 (1舎に20名以上) のもの、中舎制 (1舎に13人~19人) のもの、小舎制 (1舎に12人) のもの、またグルーホームがあります。
退所後の生活について
高校を卒業すると同時に児童養護施設を出なければなりません。そんな彼らに待ち受けるものは社会の壁です。保証人の問題、進学、就職、賃貸住宅の契約、敷金等の捻出など解決されていない問題が山ほどあります。現実社会と向き合うために夢などという言葉を口にしなくなります。また支えてくれる大人がいない児童は、悪い大人が近づき身体を売ったり、犯罪に走ったり、精神疾患になり自殺をしたり、ホームレスになることが多いのです。
支援形態
弊社は、日本児童養護施設財団が行う活動を通じて、全国の児童養護施設を卒園する子ども達の支援活動をしております。SDGsの17の目標のうち1、4、10、16、17の項目に該当し、2030年の目標達成に向けて推進していきます。
全国にある児童養護施設数
607施設
※2019年11月時点
入所している子どもたちの人数
約32,605人(2歳〜18歳)
※2019年11月時点
現場職員が
サポートしたいところ毎年施設を
卒園する子どもたちの人数約2,126人
※2019年11月時点
弊社は現場職員がサポートしてほしい、毎年卒園する子どもたちに対して
支援活動を行なっています。
寄付金の使われ方
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弊社
CSR・SDGsの一環として支援をします
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全国児童養護施設総合
寄付サイト運営事務局必要な児童養護施設に振り分けをします
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児童養護施設
巣立ち基金担当窓口責任をもって現場職員が卒園する子どもに渡します
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卒園する子ども
家賃分、生活費として活用されます
SDGsへのゴールとターゲットについて
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ターゲット:1.2
2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。
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ターゲット:4.3
2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
ターゲット:4.4
2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
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ターゲット:10.2
2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
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ターゲット:16.2
子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
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ターゲット:17.17
さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。