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韓国ドラマ「愛の不時着」に質屋が登場!韓国と北朝鮮、情勢によって時計の価格が変わる?ネタバレ注意!?

昨年2020年にNetflix(ネットフリックス)で配信され、日本でも大ヒットした韓国ドラマ「愛の不時着」を遅ればせながら、イッキ見しました!

このドラマは簡単に言うと、韓国の財閥令嬢で実業家でもあるソン・イェジン扮するユン・セリが、パラグライダーで、飛行中に突然の竜巻に巻き込まれ、軍事境界線を越えた北朝鮮の非武装地帯に辿り着き、そこで出会ったエリート軍人のヒョンビン扮するリ・ジョンヒョクに発見され、匿ってもらっているうちに恋に落ちる、という北朝鮮と韓国、北と南の在住者の禁断の恋、現代版ロミオとジュリエットのようなストーリー(ラブコメ)です。

なんかありそうで無さそうな感じですが、このコラムを書くに当たって、調べたところ、冒頭の部分はなんと!実話に基づいているそうなんです。

韓国のある女優が仁川(インチョン)の海でプレジャーボートを楽しんでいたところ、気象悪化によって北方限界線を越えてしまうという本当の事件があり、脚本を手掛けたパク・ジウン氏がこのニュースに触れて、その後、「愛の不時着」が誕生したそうです。たしかに、海や空からなら、過って、越えてしまうこともありそうですよね。

さて、ドラマの中では、ユン・セリが、北朝鮮の非武装地帯に近い村でしばらく過ごすことになります。ユン・セリは資金調達のために仕方なく、市場にある質屋に向かい、自身が着けていた高級腕時計を質入れします。

その高級腕時計とは、ショパールのハッピー・スポーツ 世界に5本しかない超限定モデル!

定価約800万円の時計を2000円と査定する店主に、ユン・セリはあ然。

「2万ドルじゃなくて、2万ウォン!?どういう計算してるの!」と抗議している間に、別の人が太い革ベルトを持ってやってきます。
「3万5千ウォンね」と店主。「ベルトより時計の方が安いの!?ブランド品の限定版よ!」とユン・セリ。
「ここでは重さだ。もっと革がないと。これは軽すぎる。」と店主は言います。
えぇ~!重さなん!?と思いましたが、そりゃそうですよね。その国や情勢によって、価値が変わりますよね。

他に私が面白く感じたのは、北朝鮮と韓国の違いや、北朝鮮の中でも首都平壌とその周辺の村との生活レベルの違いです。ドラマ制作に当たり、色んな取材を経て、リアルな北朝鮮を表現しているそうですが、実際はどうなのでしょうか??

ドラマ後半では逆に、北朝鮮の兵士たちが韓国に来て、しばらく過ごすシーンもあるのですが、兵士たちが可愛くて、クスッと笑えます。まだ観られていない方は、ぜひ観てみてください。

ちなみに、先程のショパールの腕時計、質KOJIYA(こうじや)では、いくらになるのか、弊社鑑定士に聞いてみました。

定番モデルでも30万円だそうです。レアモデルだと200万円を超えるものも・・・

(画像は定番モデル)

さいごに、現在TBSで人気のドラマ「リコカツ」で、永山瑛太扮する緒原紘一がリ・ジョンヒョクと少し重なって見えるのは私だけでしょうか・・・?